うつわやブログ

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June 17, 2006 9:05 PM

金繕い 再開

昨年漆の研ぎに使う為に植えた木賊が成長しました。品種はスーパートクサ!

tokusa1.jpg

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丈夫な新芽もでて、来年も充分使えそうです。

tokusa3.jpg

天気がよいと一日で乾燥できますので、天日干ししてます~

器を金修理にだすと、けっこうお金がかかりますしオークションで買った手頃なものでしたら自分でも出来るかなと思い、昨年金繕い講座に5,6回通いなんとか段取りはマスターできたような?気がしてます。というのは仕事が忙しくなり中断してまだ出来上がったものがまだありません。
高温多湿の今の時期が漆の乾燥に適してるみたいですので再び挑戦します!

mujihake1.jpg

この画像の無地刷毛(堅手の様にみえますが焼けすぎた無地刷毛)の小皿が昨年途中まで塗ってたものです。ヤフーオークションで購入してものでキズは5mm程度。
漆を塗っては取り除き(薄くする為)、乾燥するのに3~4日(冬は一週間)
これの繰り返しです。たまに はみだした部分を取り除くのにスーパートクサで研ぐ作業です。

mujihake2.jpg

この画像を拡大するとよく見えます。(自分で見て驚きました。肉眼では見えないものが見える)
これは周りをテープでマスキングして塗ってたような記憶がありますが何故か貫入に漆が入ってるみたい? まぁ細かい事は気にせずに、今日から一塗りします。


mujihake3.jpg

ビニールテープでマスキングをして一塗り終えました。5分ぐらいの作業でしたのでこちらも載せました。なぜか写真撮る方が時間かかります。


fugujirusi.jpg

これが使ってる漆で、一般にふぐ印と呼ばれているようです。

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Comments (4)
片桐章英 ( June 26, 2006 8:43 PM ) 返信

漆で大きな欠け部分を補修するときは漆のみを何回塗っても厚くなりませんでしょう、秘伝をお教えしましょう。
磁器、陶器など厚く塗ったり共継ぎするときは同じような材料をすり鉢等で細かくして漆と混ぜて埋めます完全に固まってから砥石のかけらで形を整え何回か漆のみ塗り仕上ます。漆はいろいろな種類がありますので何でも使えません。
水を少し混ぜると固まりやすいのですが難しいです。
これ以上聞きたいときは菓子折りをもってお出でください。章英

章英様こんばんは、ご無沙汰しております。
木片(器と同じ時代のもの)を埋めるやり方もきいたのですが、これくらいは塗り重ねなさい!とご指導いただきましたのです^^;
しかし秘伝はお聞きしたいですね。貧乏な私に菓子折りですか~
菓子折り買えなかったら畑の野菜でご勘弁下さい。きゅうりとトマト

片桐章英 ( June 27, 2006 8:50 PM ) 返信

プラムはいいですね、我が家にも5種類ばかりなってますが7月下旬にならないと熟れません、今ホームページを用意してますがなかなかです。ではまた

プラム5種類はすごいですね。今度お持ちしますので種を植えてもっともっと増やしましょう。
地球緑化ですよ!HPも楽しみにしています~

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