MIHO MUSEUMで6月7日まで開催されてる "曾我蕭白「富士三保図屏風」と日本美術の愉悦
"を開く・・・どのページをめくっても解説が面白く、専門的なことも分かりやすく書かれている!
「古田織部展」で見た志野の向付と同手も紹介されている・・・
美味しそうな器 「日本美術の愉悦」より器そのものが美味しそう。まるでチョコレート菓子のようだ円形の見込みの底がぐっと奥に入り込み、三本足で軽やかに床から浮き上がる。口は四角形、端が巻き上がって縁となり、まるでぐみのような弾力、チョコレートが沁みこんだケーキのような質感だ。いい器はなぜか美味しそうにみえる。
鬼板と呼ばれる赤茶色い釉薬を掻き落とし、白く描かれた草たちは、片輪車と相まってふわりと風になびく。鼠色ではないけれど、鼠志野の代表作とされる逸品。
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