7月の個展前、茶籠を組むための針仕事が続いた。youtubeをラジオ代わりに様々な講演を自動再生されながら聞いてたところ、フランスで作られ、発禁なった映画、「美しき緑の星」に興味をもち、観る。
いままで常識として捉えてたことが、そうでもないのかなぁ・・・とゆらぎはじめてくる面白い映画でした。
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7月の個展前、茶籠を組むための針仕事が続いた。youtubeをラジオ代わりに様々な講演を自動再生されながら聞いてたところ、フランスで作られ、発禁なった映画、「美しき緑の星」に興味をもち、観る。
いままで常識として捉えてたことが、そうでもないのかなぁ・・・とゆらぎはじめてくる面白い映画でした。
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久しぶりに映画館に行く。原作を読んでいたのもあり、始まる前から終わりまで泣けてしまった。
この映画「道-白磁の人-」の公開前に、同じ研究会に所属する豊増さんからこの映画に協賛しましょうという提案があり、10名が集って協賛の申し込みをしていた。
詳細はこちら→https://www.use-inc.biz/hakujinohito/
エンドロールに協賛者の名前がでるのを待ち構えていたら、李朝陶磁の写真がでて、その写真に感動して見とれ、名前を見逃してしまった(汗)
それと、たいした事ではないけど、染付も白磁と同じ分類になっていて、ちょっと気になるところが・・・ 映画を見てない人には変な先入観を与えそうなので、続きは見ないでください!(まだこの映画をご覧になってない場合は、せっかくの映画が台なしになりますので、ここから先は読ないでください~)
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コメントを書いてて、以前見た映画「真夜中のピアニスト」を思い出しました。
ストリーは不動産ブローカーの主人公がちょっとしたきっかけでピアニストへの道を志すというもの。主人公が中国人の言葉も通じない先生にピアノを教えてもらうのですが
(音楽の事全くわかりませんので、ちょっと違ってるかもしれません・・・)
不動産ブローカーという過酷な日常生活のなかで鍛えあげられた
この主人公のピアノの音色は先生よりも、遥かに力強く魅力的。
先生のピアノはお手本どおりの上手いもの。
前回、いだいたコメントの「上手いもの」と「人生経験がつくだしたもの」と対比のように感じました。
ただ問題は、この主人公が一曲すべてマスターできないことでした。
なにせこの方、日常生活が大変で・・・
そして世間は不完全な「人生経験がつくだしたもの」より完璧な「上手いもの」を認めるような展開だったかな。
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このところ雨続きで仕事もはかどらず、外出する気にもなれず。
雨の日はやはり映画!
友人のお勧めで パソコンテレビGYAO を知り
「 浮草 」 小津安二郎監督(7/5(水)正午まで)を見ました。
日本のなつかしさを感じる美しい映画でした~この撮影の1959年は生まれてませんけどw
映画の中で2階に上る階段の場面が何度か登場します。
裸足で階段を踏むとひんやりとして気持良さそうで、
開け放たれた家の中から庭を眺め「一本付けてんか!」と
お膳を運び うちわで扇ぎながらの熱燗!呑めないのですけど美味しそうです~
とてもよい映画でした!しかもただ!
パソコンテレビGYAO CMが多いですけど無料ですと許せます(^O^)
若い頃、邦画はほとんど観なかったのですが近頃は黒澤監督、勅使河原監督などにはまっています。
上の写真は陶磁協会の研究会の時にM氏宅で撮影したもです。
国立博物館に馬蝗絆(ばこうはん)と云う銘の青磁茶碗があり、
それ以外でこの様な鎹(かすがい)修理したものを観るのは初めてでした。しかも日常に何気なく使われている花入!思わずカメラに収めました。
「子はかすがいでありまして~」と云うのもここからきてるみたいですね。
いったい、どうやって穴を空け鎹を入れているのか分かりますか?
映画「初恋のきた道」を観た時には驚かされました。
茶碗修理屋のおじさんが、見事な手さばきで器を修理する様子見せてくれます。
このシーンは大きな感動さえ与えられます。
美術館で名品を見るのも楽しいのですが、生活の中にとけ込んだ器には一段と愛着が湧いてきます。
そして物に宿る人の思いもいいですね。(←これは映画の感想です。)
まだの方には是非、お勧めの映画です。