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September 30, 2015 11:01 PM
いただきものの象嵌青磁
January 26, 2014 8:04 PM
最近のお買い物
忘れたころに請求書がやってくる。
身に覚えのない請求が・・・と思って考えたら、先月井戸茶碗展を見に行った時の航空券代金だった。本当に忘れていた。
12月の京都で6回払いにしたこの徳利の請求もきてしまった。
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December 22, 2012 12:02 AM
刷毛目の小皿
November 28, 2012 11:22 PM
象嵌青磁の小皿
August 10, 2012 8:51 PM
お茶があるっ!!
昨日は、お茶の稽古。葉蓋だった。先月は絞り茶巾。毎年変わらず、夏の稽古。
しかし、めまぐるしく時が過ぎ、時代は移り変わって行く。 敷居が高く繁盛していた店には、いつの間にか人がいなくなっている・・・
器を作り、販売していくなかで、人と出会い、そこから学び、視野が広がり、自分も変わってゆく。
そのなかで、稽古は変わらず、夏茶碗で茶を点てて飲む。
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February 24, 2012 11:40 PM
象嵌の小皿
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February 20, 2012 11:53 PM
いつのまにか増えてる堅手
えっ?また買ったの?って、自分に問いたくなるぐらい何時買ったのか記憶にも残り難い。まえに写真を撮ったことすらも忘れている(右側)。
かといって、好みのものは無視できない出来ないので、堅手は増えてゆく。
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January 23, 2012 12:39 AM
器をたのしむ
December 7, 2011 11:47 PM
李朝のお皿に干イカ
November 3, 2011 10:08 PM
李朝の無地刷毛
September 4, 2011 1:25 AM
古美術 花元さん
July 6, 2011 10:24 PM
再度挑戦
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October 18, 2010 6:44 PM
均一セール(李朝)
数ヶ月前に会寧と山瀬の小皿を買い、もう一つ気になる白磁の小さな碗があり、
もう買うのは止めにしようと、とどまるつもりが・・・・
離れて見ると、やはり程よい歪み加減で欲しくなり・・・
いやいや、もう買うのはよそうと心に決め・・・箱にしまおうとした時、箱の蓋裏の書付に気付いた。
「昭和55年十一月二十二日 暑いほどの小春日和
忠清南道扶余郡恩山面羅嶺里古窯出土」
その後に陶磁協会(筑豊支部)でお世話になった方の名前が書かれていた。
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August 15, 2010 9:57 PM
白磁の小さな壷
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July 16, 2010 1:28 AM
会寧のまだら
今日も雨。仕事は乾燥できずに遅れぎみ・・・。
先日、会寧の小さな高杯を入手しました。もっている黒茶碗とは土味が異なるので、本当に会寧なのか?ちょっと疑問をもち検索してみると・・・
「青蓮亭」さんのブログに会寧について詳しく記載されていました。
李朝会寧茶壺
http://seirentei.exblog.jp/7342996/
会寧をみると、上野焼きとよく似ているといつも思っていたのですが、その事について「やきもの」にブログに記載がありました。
上野焼とその源流
http://takano001.exblog.jp/2690297
会寧でどのようなものが作られていたかは、「岸岳庵」さんのブログに。
斑片口、斑皮鯨。
http://blogs.yahoo.co.jp/mstmrtrsp/archive/2010/01/04
http://blogs.yahoo.co.jp/mstmrtrsp/archive/2008/08/03
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March 16, 2010 11:25 PM
李朝の白磁
昨日、窯の焼成を終え、仕事のほうは一段落しました。
土曜日からの展示会「白磁をたずねて」を前に、李朝の白磁を・・・。
李朝白磁、と一言でいっても、初期に代表される灰白色のものや中期に多く見られる乳白、分院の青白など、様々です。
この盃は、釉溜りには鮮やかな青みをおび、すっきりとした上りの青白磁。
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October 7, 2009 10:51 PM
空瓶あつめ
August 21, 2009 11:33 PM
よくある皿にソーメンの具
暑い日のお昼は、ソーメンを食べることが多くなる。
この日は、柚子胡椒と、ごま油で焼いた錦糸玉子、大葉、だしが薄くなったところで梅干を入れる。
今日はあっさりと、ねぎ、しょうが、みょうがを入れて・・・具を変えるとまた楽しめる。
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June 22, 2009 12:20 AM
よくある皿に畑の野菜
畑のとうもろこしをみて、ベビーコーンは成長する前の状態だろか?
どの品種でも食べられるのか気になったので・・・
ベビーコーンを調べてみるとヤングコーンとも。生食用甘味種の2番目雌穂を若どりしたもの。かんづめにもされ、丸ごと食べられる。サラダや中国料理に。
生食用ではないが、2番目雌穂を収穫してみた。
いくつか虫に先を越されていたものもあり・・・最近は虫やカラスと食料争いが続く。
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June 7, 2009 12:27 AM
よくある皿にまれな高台
このタイプの皿は、李朝時代に最も使われ、一家に数枚はあったのではないかというぐらいよくみかけます。
10年近く前、韓国に行った時は、李朝のお皿が安くで買えたと喜んでいましたが、今となってはそんなに珍しい事でもなく、オークションで安値の落札などもみかけられるようになりました。
キズや釉の上がり、形によっての価格差はあるものの、数年前に比べ断然買いやすくなっています。
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May 27, 2009 11:34 PM
よくある皿にたわいもない話
陶器まつりの時にいただいた団子が美味しく、そのさっぱりとしたアンと素朴な芋の香りが忘れられず、何度か買いに行くと「今日はもう売り切れです、午前中にこないとないですよ」と言われ、午前中に行くと「○○さんとこは今日は法事だから作ってないんですよ」と言われる。
そして先日、念願叶いやっと買えた・・・
また買いに行こう・・・。
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May 10, 2009 12:40 PM
野鳥観察
December 25, 2008 10:27 PM
花三島の小皿
昨日届きました。お花畑のような三島の小皿。
自分へのクリスマスプレゼントとなったような・・・。
ヨーグルトにいただきものの苺と沢山いただいて冷凍していたブルーベリーをいれてみると、とてもかわいい。
(最近、傷に関して麻痺してきたのか直しがなくても気にならなくなってきている・・・)
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December 13, 2008 1:33 PM
ちいさな塩笥壷
李朝の小さな壷です。塩笥盃の製作にあたり、どのような形(微妙な口反りと胴の張り)があるか調べていたところ、参考になりそうな手頃なものがありましたので、即購入。
思っていたよりも使いやすく、手になじみ、最後の一口がかなり傾けないと入ってこないので、そのあたりを多少工夫すると、より使いやすいものへとなりそうです。
やきもの辞典による塩笥とは小型の壷で、胴が膨らみ、口が狭まった形のもの。もとは塩、味噌などを入れたもので、茶人が真冬用の茶碗、または茶席の火入などに採入れたといわれる。(茶碗のかたち)
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October 7, 2008 8:45 PM
粉青徳利
柳文徳利を買う時に、手頃な値段で同一の方が出されていたので・・・ついでに。
値段が高いと買わない(正確には買えない)のですが、安いと、つい、つい・・・
象嵌が凄くおおざっぱですが、李朝のようです。
届いて直ぐは、もう少し丁寧な象嵌が入れられないのかなぁ(自分のことは置いといて・・・)などと思ってましたが、しばらく傍においてると撥形になった高台も面白く貫禄があります。
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October 4, 2008 1:49 PM
柳文徳利
間さんからお借りした本の中に、もう一つ気になるものがありました。
この柳文をみていたら・・・
1ヶ月ぐらい前からヤフオクに出品されている徳利を思い出します。
その徳利(花入)は入札のないまま何度も繰り返し出品されており、形は品良く、この本の柳文と似て木の根まで描かれたものでした。振りが大きい為か、副葬品の可能性を考えてなのか、不人気のようで、いつ見ても入札者はいません。
オークションで高額出品であればあきらめもつくものの、手頃な価格だったら、買ってみようかなぁという気になります。
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September 26, 2008 7:07 PM
お礼
先週、66さんのブログ50000ヒット感謝プレゼントに当選し、堅手の器(小向・ぐい呑み)と柔らか手の器(小皿・平杯)をいただきました。
堅手器は小服茶碗に、柔らか手の器は菓子皿に早速、愛用しております。
見事な堅手と柔手をありがとうございます。
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August 18, 2008 1:00 AM
made in Korea
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July 12, 2008 11:20 PM
ついでにもう一枚
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June 12, 2008 1:43 PM
三島の小皿
手頃なかわいい小皿を見かけるとほっとけなくて、手中に収めたくなります。
オークションでみかけ、真贋は分からないと記されており、もし違ってもこの皿にだったらこの金額はだせるという値段で落札しました。
素地は堅く、育ちそうにありませんが、使うには丈夫で安心感を与えてくれます。
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May 15, 2008 11:04 PM
李朝もすき
韓国に行って、しみじみ李朝もいいなぁ~と感じました。
この鉢は知人に連れられて行った骨董屋さんで購入。
骨董屋さんの店内は伊万里染付、色絵の磁器物が大半を占め、他は現代作家やガラスなど。
その中に李朝陶器が数点ありますと、ひときわ力強く輝いているようで、惹きつけられます。
店主とお話してみますと、李朝モノにはあまり興味がなさそうで・・・
変わってるね目線で私をみながら「そんなに古いのが好きならウチのお客さんにも古いのが好きな人おるから紹介するよ。その人は古いの沢山もってるから見せてくれるけん」と。(後日、その方を紹介頂いたうえ、そんなに古いと好きならこれもやるよと古唐津の陶片までいただきました^^)
ただ古いから好きという訳じゃないんですけどね^^;
現代作家ものより、安くてお手頃なのは嬉しかった。
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April 7, 2008 7:40 PM
信じられない出来事~その後
以前紹介した 黒徳利 のその後ですが・・・
最初、この徳利が贋作ではないかという疑問を感じたのには、もう一つ理由がありました。
正面にあります"十"の彫り文様。疑いをもちたくなるほど収まりがよく、あまりにも堂々として格好良すぎたために、このような徳利があるわけがない!と思えていたのです。
その後いろんな情報を頂きまして、
いじりまわしたあげく、疑いもはれて私の手元にと収まりました。
(李朝飴釉徳利であることには間違いないようです)
そして、この徳利の臭いの元となっていた油を取り除いた方法は・・・
掃除好きの友人から、油をとるには重曹が環境にやさしく、人体にも無害な最もよい方法であると聞きましたので試してみました。
(↓グロテスクな画像が含まれますのでご注意ください)
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March 27, 2008 8:43 PM
見所のないうつわ
これといった特徴のない、やわらか手の皿です。
上がり(焼き)が極上というでもなく
形が特別よいというでもなく
キズはありますし(自分でパテ修理してます)
一見、コレといった特徴のない皿ですが、
不人気なためか、値段はお手頃でした。(3年前ヤフオクで3000円)
以前何かの本のなかに、"朝鮮陶磁には過去目利きによってみいだされた見所があるものは僅かばかりで、朝鮮陶磁といえども仕入れをしてもなかなか売れない不人気なものがある"と書かれていたような事が思い出されます。
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March 14, 2008 11:24 PM
器に語る
先日の皿(小鉢)ですが・・・
銀修理下にも枝か何かが入って、それが焼けて釉薬が抜けた痕があります。
その左側にも小さな穴あき。外側にも数箇所。
土を作る時に藁か木の枝などが紛れたのか?これだけ大きな(2cm強)ものだったら製作時に取り除きそうな気も・・・
現在のように電気で明るく照らすこともなく、暗いなかでの作業ゆえ気付かなかったのか?
乾燥前(半乾)の時に釉薬を掛けたのか?(土の中にあったものが収縮し、後から出てきた)
それとも、これくらいのことは気にしなかったのか?
と、皿を手に取りいろいろと考えてみますが、答えてはくれませんw
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December 19, 2007 6:53 PM
白磁の茶入
茶入れが欲しいのですが、なかなか手頃なものがありません。
唯一もっているのがこの茶入。
これは10年ぐらい前になるでしょうか・・・
門司にありました骨董屋さんに初めて行った時に、様々な話の展開により、そちらの社長さんが「借金踏み倒してもいいから、コレをもって帰りなさい!払いたい時に支払いに来ればいいから」と、いただいて帰ったものです。
その後、お支払いに行き、今でもよいお付き合いは続いております。
相変わらず、ある時払いになってますが^^;
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October 2, 2007 8:03 PM
なんとなく流れ的に
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September 13, 2007 1:10 PM
高麗時代の象嵌
同じ象嵌技法でも李朝時代のものは三島手といい
高麗時代は象嵌青磁と呼ばれています。
象嵌青磁とは
朝鮮半島で高麗時代に始められた青磁の象嵌技法。
やきもの事典より
12世紀後半~13世紀が全盛期で、高麗末期には崩れ、李朝の三島へと展開する。
いい展開です(笑)
この鉢はかなり前、値段に釣られてヤフオクで落札。
(ワレとカセがあります)
先月、出光美術館で青磁についての講演を拝聴したおりに
青磁は磁器ではなく、土物に属した磁器に近い半陶半磁に入るとのことでした。
"磁"とつくと磁器と思いがちになります。
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August 14, 2007 10:02 AM
骨董いじり
失敗から多くを学びます。
手頃な古陶磁は、あれこれとさわりたくなるものですね。
後で、やめとけばよかったと思うことは度々。
変わり果てた姿になり、取り返しのつかない事となる場合もあります。
後悔しても遅いのですが、そこからは多くを学習しています。
やきものは"焼き"が重要だと思い知らされた出来事がありました。
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July 18, 2007 9:22 PM
やわらかな金海手
「李朝 金海手」と一緒に購入したのはこの鉢です。
以前の小皿よりしっかりと焼けた同手で
「金海粉引」と書きましたが
果して現在この手を粉引と言っていいものかと思いながら
やわらか手と言った方がいいのか?などと考えておりましたら
写真を撮って半年が過ぎていました。
一部の方(茶人)は、この手を粉引といい
現代陶の粉引と呼ばれるものを見ても
「アレは粉引じゃない」とおっしゃられます。
そもそも粉引とは:
高麗茶碗の一種。粉吹ともいう。
化粧掛けされた白泥釉が粉を引いたようなのでいう。火間といって、釉を掛け残した部分のあるのが特徴で、古来茶人に喜ばれた。三島や刷毛目と同形で、慶尚南道の産である。俗に「三好」「楚白」、また雲州伝来などがある。
と「やきもの事典」記述がありました。
この鉢には化粧掛けが無く、胎土そのものが化粧土(カオリン)みたいですし、火間はないものの慶尚南道産。
粉引と呼んでも差し支えはないようですが
やはり、やわらか手の方がわかりやすいかな。
古陶磁の呼名って複雑です。
続きを読む: やわらかな金海手
July 12, 2007 8:58 PM
李朝の三島
三島といえば、やはり李朝。
酸化焼成炎気味のかわいい小皿です。
この小皿は、お得意様よりお礼としていただいたものです。
そのお客様は古陶磁の蒐集をし、陶芸教室に通いご自分で作陶されています。
5年ぐらい前の事でしょうか、教室の釉薬では満足がいかないので作ったものをウチの窯で焼いて下さいと頼まれました。
焼き上げて品物を渡す時に焼成代金を渡されたそうになったのですが
お世話になっている上に、代金までもは頂けないと受け取れずにいましたら
「じゃこれを!」と、この小皿を指し出され
思わず
「いや~そんな~もったいない~」と言葉は遠慮気味でしたが
手はしっかりとうけとってしまい、返って厚かましい行為となりました。
こんな小皿出されたら、つい手に取ってしまいますよ。
一旦手に取ると、なかなか離れません。
続きを読む: 李朝の三島
June 12, 2007 9:19 PM
李朝の無地刷毛
この皿を見たとき一番に惹かれたのが高台でした。
一見無地に見えますが、刷毛目の線が入っており、李朝に間違いなし!
本当に唐津とよく似た土ですね。
この無地刷毛の線が入ってないと唐津に間違えそうな気がしまして・・・
続きを読む: 李朝の無地刷毛
April 24, 2007 10:40 PM
高麗白磁?
しつこく、先日と同じような皿です。
但しこちらは朝鮮陶磁。
以前おおいしさんからいただいた徳利と同じ手のものでないかと思われます。
高麗末期~李朝前期にかけての白磁の試作品というか・・・
明日から李朝時代ですから、高麗青磁はやめて李朝白磁を!ってすぐに変わるものでもなく高麗青磁から完全な白磁が完成するまでの過程の白磁でしょうね。
(↑おおいしさんでお聞きした話は、確かこんな感じでした。)
続きを読む: 高麗白磁?
April 10, 2007 9:03 PM
会寧の黒茶碗
やっと「宝城粉引」の支払いが終わりました^^
古美術おおいしさんで購入した「粉引の鉢」は、めでたく支払いを終え(ほぼ一年がかり)、今度は黒茶碗を頂いて帰りました。またもや残金かなりあります^^;。
しかし、これが仕事への活力となっています!
そして、この茶碗のふっくらとした丸みをみると、愛くるしい幼子の頬を思いだします。
茶碗を手に取るとそれはとても心地よく、不思議と心安らいできます。
会寧とは:朝鮮半島咸鏡北道会寧郡にある古窯。豆満江を隔てて中国と接しており、その創始期には中国陶窯の影響が強いのではないかと推測されているが、李朝時代になって独特の形式を備えた。灰釉を中心とした海鼠釉を好んで用い、朝鮮半島で藁灰釉を使った唯一の窯といわれる。
やきもの事典より抜粋
続きを読む: 会寧の黒茶碗
March 19, 2007 11:00 PM
高麗青磁茶碗 その2
ついでにといってはなんですが・・・また高麗青磁。
ウチにあるなかで、この茶碗は珍しくキズ無しです。
青磁で重要なのは、美しい色でしょうか
唐津の場合、焼きムラは窯変と言われ喜ばれますが
青磁の焼きムラというものは、マイナス要因とききます、
全体が統一された美しい色でなければ評価されないようです。
続きを読む: 高麗青磁茶碗 その2
March 10, 2007 8:16 PM
高麗青磁
こちらの青磁もまた中国からの影響を受けたようですね。
なかなか立ち姿の美しい茶碗です。
やきもの事典より抜粋高麗青磁とは:朝鮮の高麗時代に焼かれた青磁。中国の越州窯の影響のもとに10世紀に焼造が始まり、11~12世紀始めには最高級の翡色青磁を焼出し、12世紀後半~13世紀には独特な象嵌青磁の全盛期となる。 康津窯や扶安窯が代表的な窯。
続きを読む: 高麗青磁
February 19, 2007 8:04 PM
修理の失敗
続きを読む: 修理の失敗
February 12, 2007 7:30 PM
李朝の堅手と柔手
韓国で購入した皿も加わり同手の五寸皿は6枚となりました。
一般的にこの手のものは堅手と呼ばれています。
堅手とは
高麗茶碗の一種。素地がカリッと焼締まっていて土味が堅い感じのすることからその名がある。同種でやや柔い感じのものにやわらか手があり、雨漏堅手もある。名物に「長崎」「大阪」「平野」などがある。柔手とは
やきもの事典より抜粋
高麗茶碗の一種。堅手の類の中で肌の柔らかい感じのものをいい、玉子手と同義とされている。ねっとりと釉が掛かり、玉子色の肌を呈している。
続きを読む: 李朝の堅手と柔手
February 10, 2007 9:17 PM
韓国で買った皿
December 7, 2006 7:40 PM
李朝 金海手
今日はお茶の稽古日。
掛軸は「曹源一滴水」(そうげんのいってきすい)
軸の詳細は http://jyofukuji.com/10zengo/2004/09.htm ←こちら
解説を先生にお聞きしょうと思ったところに来客があり
聞けずに終わってしまいました。
しかし、来客の為に用意されていた茶碗は金海堅手といわれるもの。
その白く美しい肌は、なんと説明したらよいのか
こんな時、言葉を知らないと困りますね。
白磁に近いのですけど、とても柔らかで温かみのあるしっとりとした感じの白さの柔手といえるような州浜形の茶碗でした。←ますます分からないですね^^;
そういえば、私も金海の堅手ではないですけど、粉引を持っていました!
以前「~仕覆づくり~」で紹介した(李朝の平杯)中身がこの小皿。
この小皿を購入したのは、かなり高額のモノを扱う古美術店でした。
普段は私の手に届く値段のものは、なかなかないのですが
この小皿、一般的には盃にも茶碗にもならない大きさ、そしてキズもある。
もしかして私でも買える値段ではないかと思い、値段をお尋ねしたところ
店主は「えっ?これですか?はぁ~~値段の付けようがないですね~修理にかかった費用が・・・」
私「えっ?売り物ではないのですか?欲しいと思って・・・」
店主「でしたら、これはおまけにお付けします。こちらを買って下さい。絶対参考になりますから」といって金海粉引の鉢をだして下さいました。
その鉢は中に降込みのあとがあり、形はとてもよく(茶碗だと最高の熊川形)この焼きのあまい小皿とは対称的で、しっかりと焼けたものでした。
少し躊躇していると、店主は「この小皿は使い込むと、かなり出世しますよ」と。
なんだかその言葉に購買意欲をかきたてられ
結局は高い買い物となってしまいました。(もちろんお支払いは分割で)
この小皿、購入時はまだカセた感じがありましたけど
小服茶碗として、たまに使っておりますので
多少色が変化し艶がでてきたような・・・
果たして本当に出世するのかな?
June 11, 2006 11:27 PM
宝城粉引
おおいしさんより購入した(と云っても残金かなりあります)李朝(宝城窯)の粉引。
粉引のなかで最も美しいと言われる宝城粉引は、見かける事はあっても、とてもとても手の届く値段じゃありませんでした。
持っているのは僅かながらの陶片だけ。
画像ですと茶碗のように見えますが実際は口径18cmの鉢。
裏側には一文字の大きなくっ付き跡もあります。
ですからなんとか私でも手がだせる価格。
キズがあっても とても美しくやわらかな質感は特に気に入ってます。
胴部分左の斜めの線は釉薬の抜け(火間)です。もう少し大きいともっと良かったな~でも一文字があるからこれくらいが丁度いいでしょうか・・・などといろいろ想像し楽しんでおります~
ちょっときれいにして、使ってみようと思っています。
サムネイルという機能があるのに今日気づきました^^;。
画像をクリックすると拡大されます。
June 1, 2006 10:59 PM
古美術 おおいしさん
先日の作陶展の展示会場で久しぶりにお会いできた方のお一人が大手門で李朝を多く扱われる美術商のおおいしさんでした。
私の作ったものを見て頂くのは今回が初めてだったと思います。
そして、帰り際に「あなたの作っているものはほとんどが李朝初期です。今度良いもの見せますから来なさい」と。これは嬉しい出来事でした。
何を拝見させていただけるか、今から愉しみです~
お許しをもらえましたら写真撮ってきます。
上の写真は おおいしさんで以前購入した三島のお皿と鉢です。(実物の方が良いです)
以前4,5回お店の方にお伺いしたでしょうか。
最近は全くご無沙汰しておりました。(借金が増えるのでw)
続きを読む: 古美術 おおいしさん
March 1, 2006 11:51 PM
暦手茶碗
最近購入した(と言ってもまだ代金未払いですが)三島茶碗で一番のお気に入りの茶碗です。
見事な狂いの無い象嵌!どうしたらこんな茶碗が出来るのでしょうか?
私が頑張っても、せいぜい この 程度。
今は足元にもおよびませんが、何時か少しでも近づけたらと.....
February 27, 2006 10:41 PM
撥高台トリオ
生まれも、育ちも、違えども、3碗とも撥高台!
バチこうだいとはバチ形(裾広がり)になった茶碗の底(裏側)の事。
小振りの茶碗ですが三碗そろうと面白いものです。
左は継ぎはぎだらけで指で塗りつけた様な面白い絵付けの茶碗は高麗時代のもの
ぶち割れでも立派な?高麗茶碗でしょ!?
右は古唐津の一位ノ樹山窯、江戸時代中期ぐらいでしょうか、
画像では分かりにくいのですが、胴の三箇所と見込み(内側)にものびやかな絵付けがあり、唐津では珍しいバチ高台と云うおまけが付いてきたようで得した気分です。
中央は古高取の内ヶ磯窯(1614年~1624年)の発掘品で、発掘者より購入したもの。
ただで掘ったものを高値買うのは...と思いながらも、斑の釉薬の美しさもあり3碗並べてみたかったのもありで結局購入しました。
李朝陶工が唐津に連れてこられ、唐津から内ヶ磯にきたと云う。
茶碗を並べ色々と想像するのも愉しいものです。
大いに満足! 満足!
だが支払いはつらい...
February 23, 2006 11:44 PM
退酒器
いったいこれが何なのか?ずっと不思議に思っていました。
箱書きには「李朝鉄絵豚形香炉」とあります。
香炉にしては不細工すぎます。
ある日、知人から「これは韓国の副葬品で死者と別れを告げる時に酒を呑み、呑みきれなかった残りを入れる器」とお聞きしました。
(残飯=豚?)
時代は兎も角、この顔を見るとホッとします。