March 27, 2008 8:43 PM
見所のないうつわ
これといった特徴のない、やわらか手の皿です。
上がり(焼き)が極上というでもなく
形が特別よいというでもなく
キズはありますし(自分でパテ修理してます)
一見、コレといった特徴のない皿ですが、
不人気なためか、値段はお手頃でした。(3年前ヤフオクで3000円)
以前何かの本のなかに、"朝鮮陶磁には過去目利きによってみいだされた見所があるものは僅かばかりで、朝鮮陶磁といえども仕入れをしてもなかなか売れない不人気なものがある"と書かれていたような事が思い出されます。
高台もなんとなーく・・・悪くもなく、特別によいとはいえない感じ、
とはいえ、他の古陶磁に比べ気兼ねなく使え、ものが入ると大変映りがよい!
Trackback (0)
Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/2349
Comments (9)
Post a Comment
こんにちは
ボクはこんな↑↓お皿好きですよ~
気取らないカンジがウチの食卓に合いそうな気がします。
お仕事頑張ってくださいね、また伺います♪
こういう皿に限って、
売りに出してもいくらにもならんしなぁ…
かといって、これがないとちょっと困るしなぁ…
なんて感じで、ずーっと普段使いのまま時が過ぎ、ほどほどの味もつき…って感じで所蔵品の中でのランクが急に上昇するものです(笑)
ろこおさん~ありがとうございます!
そう言われれば全く気取った感じがないですね^^
わたしもそのうち時間をみつけて伺いますよ♪
四月亭さん~まさにその感じです!
最後まで共に過ごす器となるでしょうね
たまには愛情注いで、育てて行きます(笑)
私、有田は、無地で売り出したら大儲けするといっているのですが、大変に嫌がられます。
でもね。アリタの老舗の生地は抜群なんです。ロイヤルダルトンも無地で食器を出しているのですが、欧米では庶民の強い支持を受けています。コップや銘々皿が1ドル2ドル。しかも極めて奇麗で強い。当然、型ものです。いい生地をもっている大手は、この道でもウンと儲かるのにね。
無地の白磁、いいですよね~
有田で無地をつくると、絵付をする人が失業するのでしょうか・・・
量産の白磁は油を使った料理やナイフを使う場合、調法しそうです。
そのうち、大手がだしてくるかもしれませんね~
(量産の白磁と比較すると、この皿の見所がみえてきました^^)
そうですね~。確かに見所のないお皿。
でも、使いやすいということが良いですし、おっしゃるように量産とは違う手作りの魅力がありますね。
ほんと微妙なところですね。
感動を与えられることは無くても、なんとなーくいい感じです(笑)
私はこの皿好きですね。
うつわやさんにブログで見せて頂いてよかったです。
他の皆さんのコメントもためになりました。
「私はこんな皿が好き」でこれからも行きます。
わたしも皆様のコメントがとても参考になっております。
希少、流行、人気物も確かによいのですが・・・このような皿もいいですよね~特にお値段は大好きです。