うつわやブログ

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February 4, 2011 9:05 PM

「古唐津」~2号連続特集~

岸岳庵さんのブログでも紹介されてました目の眼「3月号」
唐津の魅力あふれてますね!

表紙の下にのってる絵唐津は、まえにもってた茶碗の兄弟分。
(p31の解説を読むと見込みも同じようになってることがわかる。)

20110203menome00.jpg

花はなくとも、目の眼の表紙のものと同手

他の茶碗を入手するためとはいえ、この茶碗を手放したことが惜しまれる。再会させたかった・・・。

それと、目の眼p43の高台の写真を見てて思い出した・・・過去にこの高台を見たことがある!その写真の写真を撮った覚えもある・・・
パソコンの中を探してその写真をみつけた。

20110203menome01.jpg

唐津焼の窯元にて撮影

展示ケースの中にあった陶片と向付(高台)の写真。目の眼に掲載されてる向付と同じだった。

でも、この写真のなかに書かれてる解説の「十字」は写真の向付にはあてはまらないと思う・・・隠れキリシタンだったら横に山下とは書かない。

2月7日 追記
コメントより、画像を追加・・・博物観でみたスライドの写真と同じもの。

20110203menome02.jpg

絵唐津菖蒲文鉢(サントリー美術館)

20110203menome03.jpg

唐津 日本の陶磁 中央公論社より

この本の解説によると「おそらく市ノ瀬高麗神窯の作であろう」とある。
大きさは、口径16,1cm。茶碗には大きすぎのようです。

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Comments (4)

十字、の件。

なんでもかんでも「キリシタン」に結びつけるのはある意味危険かなぁ、と。

うつわやさんの問題提起に賛同します。

Moneyさん、十字をみると、反射的にキリシタン!と言うようになっているような気がします。祭器とかならまだ少しは考えられますが・・・多分何も考えてないかもですね(笑)

そういえば今日、福岡市の博物館に講演を聞きにいったんです。
スライド写真をいろいろ見ながら解説があり、その写真のなかにこの「あやめ文」と同じ茶碗がありました。
絵は「目の眼」の表紙の茶碗とほぼ同じで、形は私のもってた茶碗とほぼ同じ、高台も撥形でした。
ただ裏の絵が違い、解説では「瓜の紋様」と言われてました・・・この「あやめ文茶碗」好きのMoneyさんに一応ご報告を。

諸々ご報告感謝、です。

結構作られていたんですね〜、この文様。

すみません~スライドの写真が劣化して染みとかもあり・・・ちょっと勘違いしてました(汗)
調べてみると違う窯の大振りの鉢でした。
(写真追加)これを真似たかもしれませんね。

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