June 4, 2010 7:55 PM
茶碗のなまえ
お茶碗にも名前を付けるときがあります。
今回、お客さまから、自作の汐景小服茶碗に名前を付けてくださいと頼まれました。
その小服茶碗は、この"かわず"を参考にして作ったもので、ゆわば、"かわず"(蛙)から生まれたもので・・・
"数珠子"じゅずこ(オタマジャクシ)と名付けました。
>共箱は大変でしょうから 共布に箱書きならぬ布書きで 銘 「数珠子」って書いてもらいましょうか。
と言うことで・・・・
昔は、茶碗を包むのに、殺菌効果の高いウコンで染めた布を用いたようですが、今は科学染料で染めてるものが多く、効果もないようですし、包みやすく洗いやすい、かなりお手頃な木綿にしました。
注意:これはあくまでお遊びです。ちゃんとした桐箱もございますのでお間違いのないように。
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Comments (5)
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そこそこね~、そこそこか(笑)
銘は所有者が付けるよね~(笑)
こういう見立て茶碗はないね~、あってもワシの及ぶとこでなし。
箱は、国産桐になると中身より高くなりそうですし、下を見てもきりがないし、このくらいがちょうどよいかと。
名前は、お買い上げいただいたお客さまから頼まれたもので、はじめて付けましたよ。(半泥子作の銘など、大変面白いと思います)
一応、多少なりとも使いやすいように茶碗として作ってるから、見立てじゃないんです。
作家が自身の作品に 銘を付けるのは良いと思います。
半泥子の例(独創的な銘)もありますし・・・。
いずれは檜に…翌檜(あすなろう)、いずれはかわづに…数珠子、作者と所有者の意志のおもむくところをあらわして実に結構な銘だと思います。
ほんとに可和津に匹敵するようになったら、追号で「川津」でも「化羽兎」でも…。
お茶だとちゃんと家元に…なんてうるさいのでしょうが、お遊びなら作者がつけようが持ち主がつけようがかまいやしません。
桐箱より、貰いもののお菓子の箱で丸のものやちょっと深めで正方形に近いものをとっとくと、いいですよ。
とりあえずこれで…ってことで和紙はったり、柿渋ぬったりして。
小服さん、茶碗に「銘」をつけるというのも、いろいろあるようで・・・
普段使いの碗ですから、大いに遊んで楽しめるといいなぁと思ってます。
四月亭さん、ありがとうございます。
理想は高くです・・・わが子に名前を付ける感じですかね(笑)
蛙の卵、オタマジャクシで、「お玉」というのも浮かびました・・・。
紙箱もいいですね~和紙に柿渋!古くなったらさらに紙を重ねて、それを繰り返すと、より丈夫になって面白そうです。