October 12, 2011 10:36 PM
過ぎ去る日々
瞬く間に月日が過ぎていく・・・明日から新たに月に2回の陶芸教室もはじまり、午後からは月に一度のお茶の稽古。
ブログの更新をしようと思いながら、思うだけで時間が過ぎてしまったので、忘却のためまとめてみる。
9月30日に虹ノ松原ホテルの展示替えがあり、終了後に三玄窯さんよりご指導を受ける。
8日、小倉城に「中世の茶の湯と芦屋釜」の講演を聞きにいく。
芦屋釜は室町時代に最盛期を向かえ、桃山になると正確だった霰模様などは乱れ、簡略化され衰退してゆく。
厚さ2mmの釜の再現、大きな釜を小さくしたためにできた"尾垂釜"など興味深い内容だった。
廊下に置いていた釜が室内へと持ち込まれ茶の湯へつながり、飾り立ててた部屋があったから、侘び茶がうまれたのも納得がいく。
詫び茶があったから、ひょうげものがあり、綺麗寂もうまれたのだと思った。
帰りに天平堂さんにお伺いする。
9日はギャラリー一番館さんに梶原さんの個展を見に行く。帰りに福岡市美で常設の松永耳庵コレクション、田中丸コレクションを見る。「老鶴」菖蒲紋の茶碗、博多文淋など。それから「おおいし」さんにもお伺いする。
お茶の先生から言われた言葉「生きたものをつくりなさい、手にのせると命を感じるようなものを」今は心にしっかりと刻み込まれたように思うが、忘れるといけないのでメモ。
(書を習い始めて、下手になったらしいので、自分の書を模索しようと思う。)
来週は高取陶器まつりがあり、それが終わると、楽しみにしている茶会もある♪
10月18日 追記
ものごとの前後が抜け、間だけだと誤解を招く事がよくある。
お茶の先生との会話の一部を抜き出したのですが、その前の内容は、作陶展を見に行って、どうだったかという話からの展開でした。
感想を問われたので「技術的に優れたもの」と答え、先生は「李朝写しの堤燈壷があったやろ、あれが李朝か?触ると冷たくて切れそうや、李朝はもっとあたたかいでぇ、さわると温もりがあるような・・・」の後に続く言葉でした。
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Comments (4)
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御無沙汰してます。
書(字)は後からついてきますよ。
まずは目で書く(?)っていうか鑑賞に専念されたほうがいいですよ。
四月亭さん、ありがとうございます。
「目で書く」わかりやすい表現です!目で一筆ごと線を追っていくと、なんとなく筆の動きがみえてくるような気がします。
それは最終到達点ですね。
そんな極みに達した職人が現世にいるのだろうか。
それを見極め、そう感じられる人がいれば、いるということかもしれませんね。