うつわやブログ

  • /

April 13, 2016 9:37 PM

中国陶磁器三昧

陶磁器の最高峰といわれる汝官窯の青磁、最も美しい白磁とされる定窯。鮮やかな辰砂の鈞窯、優れた装飾の磁州窯を観に行ってきました。
福岡空港から上海へ・・・

20160411touji020101.jpg

上海博物館を見学
清明節で予想以上の待ち時間、予定の豫園見学が食事のみとなる。

20160411touji020202.jpg

定窯の白磁 このころから横を丸めたデザインがあったとは・・・。
魚文皿の上がりが美しい。上海博物館にて。撮影OKなので嬉しい!

20160411touji030103.jpg

清涼寺にて。来年博物館が完成予定。

20160411touji030204.jpg

明、清時代の建物が残る

20160411touji030305.jpg

陶芸家宅にて汝窯青磁の陶片見学

20160411touji030406.jpg

陶片さらに拡大

20160411touji030507.jpg

20160411touji030608.jpg

20160411touji030709.jpg

均窯を得意とする陶芸家宅にて、陶片見学
前の陶片とは異なる気がした・・・

20160411touji030810.jpg

神垕地見学 古い街並みに新陶の土産物が並ぶ。
やきのもの神様も祭ってあるとのこと。

20160411touji030911.jpg

どこかでみたようなものを大量にみる^^;

20160411touji031012.jpg

積まれた煉瓦や屋根瓦も面白い。

20160411touji040113.jpg

鈞官窯博物館が休館

20160411touji040214.jpg

急遽 宣和陶瓷博物館を見学

20160411touji040315.jpg

磁州窯系の出土品。様々な模様が墨絵をみるようだった。

20160411touji040416.jpg

鈞窯 天目、曜州窯の文様も美しい

20160411touji040517.jpg

古い建物が残る扒村

20160411touji040618.jpg

磁州窯系統のものもみることができた。

20160411touji050119.jpg

鄭州にて 見学

20160411touji050220.jpg

卜占に使われた甲骨文字

20160411touji050321.jpg

殷の燭台

20160411touji050422.jpg

唐の三彩など、古代文明も面白かった。

20160411touji060123.jpg

磁州窯博物館へ

20160411touji060224.jpg

みやすく美しい配置

20160411touji060325.jpg

金の赤絵に宋の鉄絵、陶三彩も流れが美しい。

20160411touji060326.jpg

生産工程が分かりやすく解説。とても合理的な仕組み。

20160411touji060427.jpg

館内に工房もある。

20160411touji060528.jpg

陶芸家の芸術館を拝見する

20160411touji060629.jpg

唐と元の片口!宋の鉄絵にもやきものの源流を感じる
(分かっていながらも韓国や日本のやきものはここからきたんだと納得する)

20160411touji060730.jpg

塩笥も発見!

20160411touji060831.jpg

職人技に惚れ惚れ見惚れてしまう。本当に凄い筆さばき!
陶枕の収蔵品も凄かった!

20160411touji060932.jpg

磁州窯遺跡も見学

20160411touji070133.jpg

河北省博物院を見学

20160411touji070234.jpg

唐の白磁も美しい~作ってみたくなる型物

20160411touji070436.jpg

文廟も見学

20160411touji070537.jpg

木の枝が面白い(エンジュ?)壁は科挙の合格者名?

20160411touji070638.jpg

また行ける機会があればいいなぁ・・・

20160411touji070739.jpg

700年の歴史が蓄積された丘
近くでみたかったなぁ・・・

20160411touji070840.jpg

現代の工房、この夫人枕はヤフオクにでてる!

20160411touji080041.jpg

故宮博物院のなかにある、ずーとずーと奥の・・・

20160411touji080142.jpg

汝窯磁器展を見学♪

20160411touji080243.jpg

聞きなれない張公巷 焼成期間の短い貢献窯(コウヨウ)の貴重性などを知る

20160411touji080344.jpg

2階にも展示あり

20160411touji080445.jpg

壁には省ごとに分類された出土品の展示もあり。

20160411touji080546.jpg

最後に瑠璃廠 ここに古陶磁はなかった・・・
ガイドさんの勧めにより初のニーハオトイレを体験する。

翌朝、北京より青島を経由して福岡空港へ帰国。

Trackback (0)

Trackback URL: http://www.utuwa-ya.jp/mt/mt-tb.cgi/3394

Comments (2)

お帰りなさい! うつわやさんにとっては何を観ても
ご自身の作陶に反映される、まさに「見学」なんですね!

自分は中国の陶磁は食わず嫌いな所がありますが昔の磁州窯の渋い小さい茶碗(旅茶碗)は使っています。
連続中華のあとの和食、本当にホッとします(笑)

中国陶磁は李朝や唐津に比べると、完成されすぎて近寄りがたい気もするのですが、陶磁器の源流を辿っていけば青磁や白磁に行きつくようです。
唐津の飯同甕窯も初期は青磁ぽいものを焼いてますしね~。繋がってますよね。磁州窯も鶏龍山の流れを感じます。

このごろ和食が続くと中国で食べた饅頭が食べたくなってます(笑)

Post a Comment

カテゴリ
最近のブログ記事
アーカイブ

↑