April 28, 2016 11:04 PM
観察日記"かきつばた"のまとめ
最初の"汐景(シオゲ)"を使いはじめたのは2008年の12月。2009年の1月25日に手元から離れたので、この写真の粉引汐景(シオゲ)碗を2009年07月12日より使い始めました。(本来は"塩笥"の字を使いますが漢字の返還で"塩笥"がでにくく、お客様との遊びの中から"汐景"の字を当てて使っています。)
古陶磁が大好きで、その経年変化にも味わいを感じており、粉引がどのように変化していくか、どんなふうに変化するのがよいのか?汚れて酷く感じるのか?美しいと思えるのか?そのような疑問をもち、経年変化を記録するために観察日記をつけるようにしました。
2009年10月25日、手が滑って落とし割れてしまう。八つに割れたカケラを合わせたことから"かきつばた"という名前をもらいました。
同じ粉引という技法でも、作り手によりかなりの違いがあります。断面もその違いの一つだと思います。
色の変化が見られるので、修理を施し、ひきつづき使用することにしました。
その後・・・金がピカピカすぎたので、上から銀を塗る・・・
数年が経過すると、上の銀が剥げ、金の色も落ち着いてくる・・・
最後の撮影は2015年2月10日。2276日目、約6年間の経年変化。
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