うつわやブログ

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December 5, 2014 10:40 PM

展示会を終えて

急に寒くなったと思ったら雪がちらついていた。別府の三昧堂さんでのグループ展を終え、休む間もなく、干支の製作と次の土づくりにとりかかる。

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宇佐の鷹栖観音堂にて

大分に行く前に本をだしてみた。

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九州の骨董屋さん (別冊太陽 日本骨董紀行 1)

別府市 三昧堂 80ページより

茶道具の世界に斬新な空間演出を試みる老舗の三代目
これまでの古美術の範疇にとらわれずに、生活空間を「遊ぶ」小道具としてとらえていこうというのが 「三昧堂」三代目、衛藤晃さんが目指す方向である。趣味人であった祖父の代から「お茶事をしながら道具を商ってきた」数寄者の家系に育って、「やはり、いろいろな遊びのシステムをもつお茶が一番面白い」と語る。 主体としてきたお茶道具とともに、アジア、アフリカの民芸品も扱う。「生活のレベルの延長でお茶事を楽しむ層が増えれば」と考えての品揃えである。


20年近くまえの本だけど、この姿勢は今とかわりなく、床の間の写真、パーチメントのグレゴリオ聖歌にオランダのジンボトルの花入れをみても、新しいお茶のあり方さえ感じられる。

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三昧堂さんのこころゆくおもてなしにも「遊び」が沢山こめられていた。


せっかく大分に行くので、別府に向かう前に、いろいろと寄り道をして行く・・・

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朝の宇佐神宮にて

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宇佐の狛犬は両方とも"あっ"口を開いていた。

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枯れかけた蓮の葉が下向きに折れ曲がり、よい風情だった。

宇佐神宮の宝物館にも狛犬が展示されており"あ"のほうには角がなく"ん"と口を閉じたほうには角があった。ミホで狛犬展を見たときの、人は「おぎゃ"あ~"」といって生まれ「うん」といって死んでゆく。という話を思い出しながらみてたら、生まれた時は角がなく、成長して死んで行くときには角が生えてたのではないかと閃いた!

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神宮茶屋で宇佐飴を購入♪

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鷹栖観音堂の阿吽像も面白かった。

ほとんど遊んでばかりでしたが、またおめにかかれる日を楽しみに・・・。新潟のろば屋さんには伺えませんでしたが、こちらの二人展も無事に終了いたしました。この度もご来場ありがとうございました。

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