November 14, 2014 1:36 AM
獅子と狛犬-神獣がきたはるかな道-
狛犬と獅子にたどり着く前に、遠く長い時間があることを知った。
紀元前のメソポタミヤの水牛とライオン、エジプトの獅子頭神像からはじまる、前半は緻密さと筋肉をあらわした豊かな曲線が美しい。後半になるにつれ、だんだんと曲線がゆるんでゆくようで、 獅子と狛犬になると、ほっとするような馴染みやすさがあった。長い歴史の中でみていくと、ごくわずかな時にすぎず、獅子と狛犬を身近にも感じれた。
京都から約1時間。ちょっと時間がかかりますが、ミホ美術館は美しさにあふれ、いつもなにかよいものを与えられています。見終えて、京都駅に着いた時には18時をすぎ・・・・・川口美術さんに行けず残念。
展示を見た後で、どんどんと現代に近づくにつれ、線はゆるみ、単純化されてくるような気がした。人の筋肉(鎌倉がピーク!?)は江戸や明治の人に比べるとゆるんでるのではないだろうか・・・この後、現代のゆるキャラに繋がるような気もした。ゆるみすぎないように頑張ろう!
期間中、ショップのほうに自作の器、販売中です。ご来場の際は是非に。
ショップで素敵なガラスコップと懐紙を購入・・・。
12月5日 画像追加
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Comments (2)
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美しい。
みてて飽きない風景ですね~