うつわやブログ

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February 23, 2009 10:59 PM

恩師のお言葉

先日、陶芸教室の帰りに、グループ展の案内状をもってお茶の先生にご挨拶にいきました。

年末に挨拶に行こうと思いながら、風邪をひいてしまい、電話のみで挨拶を済ませ「よい茶碗ができましたらお持ちします」といったもののなかなか茶碗もできないまま。
現在あるなかで、よさそうな茶碗を選んで持参し、近況と展示会の詳細のご報告をしたところ・・・。

「まわりのやきものは見ることはいらん、光悦をみなさい。常に上だけをみなさい」とのお言葉。

遠きながらも、今後は学習していきます。(日々、努力を積み重ねて・・・)

それから、有光先生のことろへご挨拶に・・・。

案内状を渡し、すぐに失礼するつもりが、ちょうど食事時となり(狙って行った訳ではありません)、ごちそうになりながら、やきもの談を・・・。
「一部のマニアだけの骨董くさいものになったらあかん、一般に理解してもらえるような分かりやすいものを作れ」と、いわれるので、持参の骨董をお見せしたところ・・・。

「やっぱり、ええなぁ~、このなんともいえん削りは。」と言って、見入って放さず・・・
先生も、お好きなようで。(笑)

展示会の準備に集中すべく、しばしブログの更新をお休みいたします。
(間近になりつつ、いまだに試行錯誤しております・・・)

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Comments (6)

>「まわりのやきものは見ることはいらん~常に上だけをみなさい」
ありがたいお言葉ですね。
確かに、下を見て溜飲を下げているようでは、進歩は望めませんもの。

展示会を無事に終えて一段落つきましたら、
また手前どもの相手をして戴ければ光栄に存じます。

お茶の先生は、有名な「不二山」を写したという茶碗を見たらしいのですが、それは似てもにつかぬものだったらしく・・・ちょっぴりお怒りのご様子でした。
それゆえ「しっかり見なさい、あんなもんを作ったらあかん」との事で・・・。

>下を見て溜飲を下げているようでは、進歩は望めませんもの。
消化不良をおこさないように、ゆっくり食し消化吸収していきます(笑)

西家庵さん、仕事が落ち着きましたら更新します。
(今月は他の仕事もあり、来月は、法事とかもあって・・・)
いまとなっては欠かせない一つの楽しみとなり、いただくコメントによって進歩してると感じています~こちらこそ宜しくお願いいたします。

こないだ益田鈍翁の手捏ねの楽茶碗(黒3・赤1)を手に取る機会がありました。

大きくて形はおおらかでいいのですが、重くて重くて…(笑)

鈍阿焼だそうですが、光悦の茶碗は手に取ったことがないのでわかりかねます。

四月亭さん、ありがとうございます。
益田鈍翁ですか~なんとも羨ましいかぎりです。
(このところ泥にまみれて仕事ばかりになっています)

>大きくて形はおおらかでいいのですが、重くて重くて…(笑)
懐の大きさも伺えるような・・・
私の場合は土がもったいなくて、ケチってしまいますよ(笑)

鈍翁、光悦といっただけで、迫力を感じてしまいます。
いつか、さわりたいなぁ・・・。

鈍翁は技術がなかった、光悦先生
は鋭い切れ味”と楽家に学び超える素質
があったということでしょうか。

山里さん、ガラス越しにみるだけでさわったことなく
益田鈍翁はもってる本に一部の蒐集が載ってるだけで、知識すらありません~。
返信が遅くなり失礼しました。

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