February 23, 2011 11:21 PM
お勧めの三島手
お問い合わせいただきましたので、こちらで。
自宅にある三島は、サンプル程度に数枚あるだけですがお勧めを選んでみました。
お客様に勧める前に、自分だったらどれを買うか考えてみると、まずは、手間から考えても、この花三島の馬盥。
通常、三島は素焼きをしていますが、この小鉢(馬盥)素焼きをせずに生掛けをしました。 三島の場合、釉薬の生掛けをすると、線を入れた部分や印を押したところに亀裂がでやすく、そこで留まれば面白さもあると思うのですが、その亀裂が広がりヒビや割れになると、不良品となり、上手くいく確立も低い。食器よりも茶碗に向いているように思います。
台皿は7年前に作ったもの。この頃は土を単味で使っており、素地が堅すぎて面白みに欠けるので、
この後ぐらいから少し柔らかくなるよう土の精製と調合をするようになりました。(採取する層でそのつど違うので毎回調整はします)
左はギャラリー掌さんでお買い求めいただけます。(他いろいろと来週発送予定)
この小皿もかなり前に製作したもので、自宅に残された最後の2枚。
この茶碗はここにだしたもののなかで一番やけおり、焼けすぎると、釉薬に光沢がでて、三島の化粧度が薄くなってきます。
茶碗として作ってますが、小鉢にも使えます。
2月26日追加
茶碗は売約(箱入り)になったので、風呂敷を縫って準備を・・・。
狂言袴の盃は、ギャラリー掌(しょう)さんに発送予定です。
3月7日、追記
大変おまたせして申しわけありませんでした。刷毛目茶碗の写真を追加します。
手取りは、すこ~し重いかなぁというぐらいで、見込み刷毛目は中心がずれてグレーの部分が少し出過ぎました。かなり堅く焼けて磁器に近い状態になってます。現在ある刷毛目の茶碗はこの一客のみでした。
他の詳細写真はこちらを→http://f.hatena.ne.jp/utw_y/hakeme/
もし、ご希望でしたらうつわやトップページのお問い合わせよりご連絡くださいm(__)m
3月17日 写真追加。
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Comments (6)
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うつわやさんの「三島手」は、なかなかの味がありますねー^^
特に花三島の馬盥と下の三島五寸皿と暦手五寸台皿は私の好みです。
三島手もいいのですが、私はうつわやさんの狂言袴が好きなんですよ~~
是非、記事として画像をアップしてくださいな~~(笑)
66さん、ありがとうございます。
褒められると嬉しいですよ。
狂言袴、とりあえず、追加します!
また”狂言袴シリーズ”が焼きあがったら改めてUPしますね。
utuwa-yaさん、はじめまして。
以前から、このブログは気になって(utuwa-yaさんの作品を写真で拝見してその優れた感性に感じ入ったもの)ときどき立ち寄っていたのですが、作品がギャラリー掌さんでネット購入出来ると知り、早速注文させていただきました。到着が楽しみです。
それにしても上の写真に写った「刷毛目」素敵ですね。
こんな刷毛目の茶碗で一服飲んでみたいなあ。小生、以前に近くの逸翁美術館の茶席で、魯山人の刷毛目茶碗で
一服頂戴したことがありますが、その感動が忘れられないのです。
では、新作の焼き上がり楽しみにしております。
mi-reさん、はじめまして。
ギャラリー掌さんでのご注文、ありがとうございます。
目に止めていただけ嬉しい限りです。気に入っていただけるといいのですが・・・
もし何か気になる点などありましたらご一報ください~。
刷毛目、なにかありましたら後日写真を撮りましょう!
utuwa-yaさん、こんにちは。
一昨日、ギャラリー掌さんから求めた作品が届きました。御本平鉢は形が素敵な上、片薄の縮緬皺高台をな
ででニヤリとさせて貰っています。早速、自家製大学
ポテトを盛りつけて楽しませて頂きました。黄色系が
よく映えます。
しのぎ飯碗も、手にしっくりと馴染んでええ感じですわ。ごはん、何杯もお代わりしてしまいそうです!
刷毛目の写真、楽しみにしております。
ご報告ありがとうございます。気に入っていただけて、私もうれしいです。
刷毛目茶碗の写真は、後ほど追加いたしますので、少しお待ちください。