うつわやブログ

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January 31, 2012 12:26 AM

ご来場ありがとうございます~明日までです!

昨日は桃青さんで1日過ごさせていただき、とても楽しい時間となりました。菊池さんとの二人展「茶でん、飲まんね」は明日31日(火)まで開催しておりますので、お時間がありましたら是非お出かけください。

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器はスポットライトを浴びて、華々しく並んでおりました。

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昨日は特別にお茶のご用意もあり

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朝は蕾だった花も、昼にはほころびはじめて

大阪 心斎橋 大丸南館8階 現代陶芸サロン「桃青」さんにて。
明日の17時で最終となります。

今回、同じ茶碗の写しを製作しようということで、はじめて斗々屋茶碗を作り、どうにか形にして焼き上げたものの、菊池さんがどのような茶碗にしあげたのか、とても興味をいだきつつ会場で拝見を・・・
まずは「彩雲」から、茶碗の競演を・・・♪

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左が自作。右が菊池さん

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素地も形も、柔らかさと堅さが対比して、作り手と似てる気もする(笑)
菊池さんの茶碗の火間は面白い出来です!

菊池さんの他の2種類の斗々屋茶碗は探してもなかった・・・
粉引の塩笥は菊池さんの作品を見て一瞬、自作かと思う(笑)

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左が自作。右が菊池さん

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兄弟のように似ている。しかし、お客様には作者の見分けがついた!

そして、粉引茶碗「塞翁」は、

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左が自作。右が菊池さん

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この2つの茶碗を足して分けると、ホンカに近づきそうな感じがする・・・

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一碗寂しく、デュエットできなかった・・・自作の茶碗。

写しは本当に難しい、しかしやってみるとそこから学べることが多くありました。トトヤにも粉引にも高麗茶碗の流れのような形があり、今までは全くの別物のように考えてましたが、作ってみてはじめて共通する部分に気付きました。

2月1日 追記
昨日無事に終了いたしました。桃青のスタッフの皆様方にもとてもよくしていただき感謝いたしております。 お客様とのお話も楽しく、お料理や、陶磁の長い歴史、名碗やお勧め本などなど、九州ではなかなかお聞きできないことも多くありました。 一つ気がかりは、お客様から「写真を預けてますから後で見てください」と言われて、見せていただくのを忘れてしましました・・・それも、またいつか!
九州からでると視野が広がってくるようで、また新たな目標に向かって・・・。三島、もっと頑張れば、もっとよいものが出来そうな気がしてきます。


この度もご来場ありがとうございましたm(__)m

2月3日 追記
ここ数日、もの凄い寒さ。雪がちらつき風は突き刺すような冷たさ、車のバンパーのところにツララも下がっていた。 暖房も部屋が暖まるまで時間がかかる・・・こんな寒い日には、温まるものが食べたくなる。

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大阪でいただいた火鍋、美味しかった。

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http://www.hinabe.net/soup/

またいつか機会があったら行ってみようと思うので、メモを。

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Comments (2)

うつわやさん、「茶でん、のまんね展」、お疲れさまでした。陶迦葉さんとの、写しの競作はとてもおもしろく拝見させて頂きました。作品を見比べて、どちらが作られたものか、僕もわかりましたよ。
ギャラリー掌さんが店長ブログで書かれていますが、陶芸家の方たちは、作品を通して多くの人に会い、自身が亡くなった後も、作品の中に自分の精神が活き続ける。その作品が優れておれば、後世、本歌として写され、写しの中にも、また精神が活き続ける、作品を見て、まさにそのとおりの感想を持ちました。
作家手ずからお茶のご接待もあり、まさにタイトルどおりの競作茶陶展として、とてもおもしろい趣向でした。うつわやさんが入れてくださったお茶とても美味しかったです。有り難うございました。
またのご来阪を楽しみにしております。

吉田屋さん~ご来場ありがとうございました。
今回、斗々屋茶碗の製作は大変でしたが、得るものも多く、楽しかったです!
ギャラリー掌さんにはお会いできずに残念でした~。文章をはいけんして、迂闊にへんなもの作れないなぁ~って思いつつも、生活のなかで長く使ってもらえる器を作り続けられたらいいですね。愛情まで注ぎたくなるような(笑)
またお会い出来る日を楽しみに頑張ります!こちらこそありがとうございましたm(__)m

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