February 3, 2012 10:55 PM
汐景だより3
先日の展示会に、お客さまが愛用の汐景をご持参くださいました。
かわいがってもらってる様子が器から伺えてくるようで、嬉しい。
気に入っている箇所をアップで拡大・・・
粉引の汐景茶碗もみせてもらう
「汐景だより2」はこちら→http://www.utuwa-ya.jp/blog/2011/08/post-505.html
「粉引の観察日記」汐景の日々はこちら→http://shihoge.exblog.jp/
お客様同士で育ち具合を話してた「家の汐景は・・・」って。傍からみると多少は妙な感じもありながら、最高に楽しい!で、わたしも負けずに愛用の汐景をバックからだした!
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お客様ご持参の汐景(このアテ字がうつわやさんのオリジナルとは驚きました)、良く育って味が出ておりますね。ほぼ毎日愛用しておられるのでしょうか。やきものにはまさに生みの親と育ての親があるんですね。
裏千家茶道資料館で指導なさっているお茶の先生からお聞きしたのですが、あそこでは毎日来館者に呈茶をしておられるので、半年くらいでも、十年以上使い込んだようにお茶碗が育つとか。作家の方もお茶碗の味を出すために時々自作を持ち込まれるようです。
私は、あれこれ楽しみたい方(浮気性?)なので、味が出て来るには時間がかかりそうですが、我が子をじっくり育てるのもまた良いかなと思っています。
そういえば、汐景(シオゲ)の字はお客さまからアイデアをいただきました。
塩笥(シオゲ)ですと塩壷を見立てたような感じがして・・・茶碗として作ってるので塩笥よりも汐景のほうがよさそうで。
思い起こせば、シオゲを作るようになった発端は、2008年7月に塩笥の盃の注文があったのがきっかけのようです。
お茶で煮たり、いろいろやるよりも、時間がかかっても、実際に日々使うこのとのほうが楽しいですね。
桃青さんの呈茶席にあった菊池さんの柿の蔕茶碗も、ちょっと使っただけで、よい表情になってました。
あれこれも替えるのも、一つをじっくりも、それぞれ楽しめてよいと思います!