April 8, 2007 11:32 PM
高取陶器まつり 第34回
もうすぐ陶器まつりの時期、九州では有田や小石原、上野と各地で開催されますね。
高取陶器まつりは、「永満寺窯」清水さん、「高取工房」末吉さん、「内ヶ磯窯」友枝さん、3件の地元窯元と協賛窯元として畑公民館に「器工房」熊谷さんと、わたくし「うつわや」の5件の窯元が展示販売致します。
期間:4月28日(土)~30日(月)
場所:福岡県直方市大字永満寺
AM9:00~PM5:00
(当日は旗と看板を目印にお越し下さい。)
今回のDM、ウチの皿の写真写りがあまりにも悪かったので、違う角度から撮影してみました。
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Comments (5)
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銅鑼鉢も銅鑼形小皿もいいですね~。特に鉢の黄味がかった上がりが好きです。いくらで出されるのでしょう?
ありがとうございます。黄味がかった藁灰の上がり面白いでしょ。
通常青味がでると還元炎って言われてますが、この鉄分の多い土の場合は酸化炎だと青味がでて還元が強いと黄味がかってくるんですよ。
詳細はご連絡致しますね。
藁灰釉の上がりが楽しいですね。
「酸化炎だと青みが出て還元が強いと黄味がかってくる」というプロセスは、備前焼に親しんでいる私からすれば、非常に興味深いです。
その辺りをご教示頂ければ幸いでございます。
ご教示するほどの知識は無いので調べました^^;
まず還元炎焼成とは「燃焼に必要な酸素の供給が不足して、炭素の多い火炎による焼成。そのため素地や釉薬中の鉱物の酸素が失われ、特有のいろを呈する。」とあります。(陶片の断面を見ると明らかです)
そして単に釉薬といってもその成分によっても違います(写真はもち米の藁灰使用)他に土の成分、焼成でも温度の上げ方、窯によっても異なってきますので一概に、還元が強いと黄味がかってくるとは言えませんが、酸素が奪われた時、使用している原料によって反応し、このように変化するのです。
ご存知かとおもわれますが
一番分かりやすいのが「銅」を主体とした釉薬で、酸化炎だと「織部」になり還元炎だと「辰砂」となります。
ついでに
酸化炎焼成とは「完全燃焼より酸素の多い火炎で焼成すること。このため素地や釉薬中の鉱物が酸化し、その特有の色を呈する。」
「」はやきもの辞典より抜粋させていただきました。
ご丁寧なコメント誠に有難うございます!
なるほど。胎土の種類、釉薬の種類などによって、やきものは千変万化の変化を示すという訳ですね。
ご教示頂き、改めて感謝申し上げます!