うつわやブログ

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June 18, 2007 10:50 PM

陶片:市ノ瀬高麗神窯

ちょっと陶片をだして調べ物をしてました・・・

ichinose01.jpg

ichinose02.jpg

高麗神窯という名前どおり、画像中央の高台をみてもやはり李朝系の窯のようです。

目跡(五徳跡)は砂目と胎土目と有ります。

ichinose03.jpg
ichinose04.jpg

「唐津焼の研究」によりますと、この窯では熊川(こもがい) 柿の蔕(かきのへた) 青井戸形などの奥高麗茶碗を焼いているようです。

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Comments (5)
くらいけ ( June 19, 2007 11:09 PM ) 返信

市ノ瀬高麗神の陶片の数々拝見しました。いつもながら羨ましい限りです。砂目と胎土目は、かなり単純に分けて胎土目は桃山、砂目は江戸初からという見方は間違いでしょうか?さて例の盃がなぜ市ノ瀬高麗神なのかは私にはさっぱり分かりません。Moneyさんのようにここを訪ねてみたいです。ミクシィは勝手ながら過去の掲示板を見させていただいていますが、私の唐津好きなぞ恥かしくてとてもじゃないけど言えないですねぇ^^;

砂目と胎土目どちらがどーなのか全く分からずですよ。
この陶片を比べる限りでは、胎土目の方が心持底の部分に厚みがあり、くらいけさんの仰るように時代が上るような気がしますが・・・
なにせ欠片だし、口径が分からないのでなんともいえません^^;

例の盃はMoneyさんに確認しましたら市ノ瀬高麗神には無いので権現谷じゃないかぁと言われてました。
お二人は気が合いそうな感じがしてます。唐津熱増しそうですw

くらいけ ( June 20, 2007 12:33 AM ) 返信

ですよね~。いったいどこの目利きだか・・(笑)Moneyさんに確認いただき有難うございます。「これは明治の・・・・・」と言われなくてよかったです。 さすが窯址めぐりされている見識や眼力とお見受けしました。権現谷はふつう出てきませんよね。さすがです。

陶片の画像ありがとうございます。これだけ様々な陶片を拝見すると、何となく特徴が分かって来るような気がしました。
やはりやきものは「数をこなす」ことが重要だと思います。
うつわやさん、Moneyさん、くらいけさんなど、目巧者の方の年期の入り方には、改めて敬意を表します。

閑話休題「市ノ瀬高麗神窯」やはり高台が特徴的ですね。

くらいけさん、ホント普通は権現谷ってなかなかでてきませんよ。
私も知りませんでしたw~結局のとこ小森谷に納まりました。

desafinadoさん、「数をこなす」こと重要ですよね。
出来たらよいもの手に取っ手みるのが一番かと思いますが
なかなか出来ないのが現状ですよ。
私もまだまだ未熟で~いろんな方と出会えたのが今一番の刺激になっております。

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