うつわやブログ

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May 30, 2008 1:28 PM

箆切高台を試してみました。

人から教えられ、自分で実行し、なるほどと納得します。
(焼成前のお見苦しい画像で失礼します)

heragirikoudai11.jpg

箆(ヘラ)を使って切った後、移動するさい箆を支えにはずしてみると、高台に箆跡の穴があく!

李朝の高台にみられる穴の跡は、コレだ!と気づく。

わたしにとって眼から鱗の出来事でした。

面白いので、高台内側を削らずにでそのまま残してみる。

heragirikoudai12.jpg

箆切高台いろいろ
(右側3つは粉引の化粧土を掛け終えたもの)

その他に作ったもの

heragirikoudai13.jpg

焼成すると経ての縮みの方が大きいので、
焼成後は若干形が変わります

徳利を作ってみたものの、口の開く角度が気になり、再度つくる予定。

よし!作ろうと思ったら土が無いので、今から土づくりを・・・

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Comments (7)

ふむふむ、なるへそ。
また一つおりこうさんになれました高台院様(笑)

気付いた時は嬉しかったですよ。
作る過程で自然にでてくる跡は、作為が無いようにも感じます。
少しは利口になったのでしょうか。(笑)

ぶいぶい ( June 1, 2008 6:35 PM ) 返信

なるほど~、勉強になりました。

高麗の民窯も似たような高台があったのですが、こうやって作ってるんですかね^^

民窯にありますよね、上手く切れてませんが、こんな感じだと思います。
これから道具を工夫していろいろと試してみます!

あとは数をこなして、うつわやさんの手のうちに入ってしまえば、おのずから光明は開かれるでしょう。

徳利は右側の列の手前からの二本は好きな形です。

追伸 塩笱盃でしたら右列の二つ、左列は前と後の二つが形としては興味あります。

現在ほとんどヘラ切りしてます(笑)。数日前、収集家から拝見させて頂いた最高のヘラ切にはまだまだ遠いですが、四月亭さんのお言葉で何時かできる時がくるかなぁ、と明るい兆しをいただいております。

徳利はお好みがなんとなーく分かったような・・・
塩笥盃は気にかけていただけるものが多くてよかったです。

上手く焼き上げるよういたします!

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