December 22, 2007 1:02 PM
大きな葛篭と小さな籠
ちょっと 探しものを・・・
"つづら"という言葉自体 聞かなくなりました。
昔話の「舌切り雀」に出てくる「大きなつづらと、小さなつづら、どちらにします?」の葛篭(つづら)です。
この葛篭は、日本のものでは無く、唐物のようです。
(中国製じゃなく、唐物と言うとなんだか、ボロっぽくみえてもありがたい感じがします)
竹の網代で、かなり使い込まれ、飴色に変化してます。
角の摩れやすい部分は、より頑丈に編まれ、長く使えるように配慮されていることがうかがえます。
この"つづら"の中には・・・
大判、小判のお宝が・・・ではなくて、布や仕覆作りの付属品を収納してます。
この選び出した布から、何ができるかというと・・・
先日、大分の伝統工芸士さん宅に茶籠(竹細工)を見に行ってきました。
こちらは、殆どが注文生産によるもので、奥様が布を張り仕立ててくれるようです。
↑この右手前の籠が欲しかったのですが・・・却下され
奥にある楕円の籠を選びました。(黒漆に胡粉が塗られたもの)
それに、お気に入りの布を張ってもらいます^^
一昨日、この布を発送!出来上がりが楽しみです。
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