うつわやブログ

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February 1, 2009 8:36 PM

グループ展のご案内

この度、ご縁をいただき北九州にてグループ展をする事となりました。

20090201.jpg

梶原靖元 竹花正弘 豊増一雄 吉野敬子 私の5人による展示会となります。

会場:宗(シュウ)Salon
場所:福岡県北九州市小倉北区京町3丁目5-5
「小山」3階 ℡093-531-8311  JR小倉駅より徒歩3分 地図

会期:2009年3月18日(水)~3月25日(水)
時間:11:00~18:00 最終日は16時まで。

ご来場を心よりお待ちいたしております。

このグループ展は古陶磁を学んでいくうちに、自然と出会い、とても惹きつけられる魅力のある器を制作されている方々です。
尊敬しております梶原氏からは、粉引の火間についてや、箆切りの高台など、 多くの事を教えられ、梶原氏の作品からは原料に対する拘りや、古唐津や李朝にある真髄のようなものが伺えるようにも感じます。

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梶原氏作 鉄絵盃
口径 約7.5cm 高さ 約5.5cm

この盃は、韓国の朴さんの工房で制作、焼成されたもので、御所丸や唐津の沓が連想されるような、強い胴の張りと、玉縁ながらも、梶原氏のもつやさしいやわらかさが伝わってくるようで、個展にだされる予定だったものをご無理を言い譲っていただきました。

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韓国の原料ながら、唐津の山瀬古窯と非常に似ており、土は堅く焼しまり、この特徴が現代の唐津焼と大きく違い、梶原氏の作品の魅力の一つでもあると感じております。
梶原氏(飯胴甕窯)の過去の展示会紹介 →こちら

ものづくりに対して強い拘りをもつ梶原氏を筆頭に、それぞれに拘りをもち、よりよい作品作りを真面目に取り組んでおります。

竹花さん(浪瀬窯)の過去の展示会紹介 →こちらを  浪瀬窯HP

豊増さん(陶房七〇八)と吉野さん(櫨ノ谷窯)の出会いは→こちら と、こちら
吉野啓子さんの書かれる心あたたまる窯元だよりは→櫨ノ谷窯HP

このように出会えて、またグループ展が出来る機会に恵まれ、大変嬉しく、よりいっそう頑張っていきたいと思います。是非この機会に作品を手にとり、ご覧いただけましら幸いです。

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Comments (4)

嘉例の通り会場風景のUPよろしくおねがいします。
遠隔操作ならぬ遠隔売買できたらいいなぁ…と思っております。

鉄絵盃、一瞬茶碗かと思いました。じつにおおらかでたっぷりとしていいですね。

四月亭さん、いつもありがとうございますm(__)m
お勧めできるものをUPできるよう、全力を注ぎ制作にあたります。

鉄絵盃(正確には絵じゃないかもしてませんが・・・)かなり大振りの盃です。
制作時は小服茶碗になる予定が、収縮が大きすぎたため盃になったとお聞きしました。
私は湯呑に使うのに程よい大きさです。

梶原さんの盃、いいですね。
うつわやさんにとっては、大き過ぎるかもしれませんが、
私はこれくらいの大きさの盃を使っていますよ。
堂々として見栄えするのですが、酒量が増えるのが玉に瑕ですね(苦笑)

うつわやさんの湯呑みや酒器をお使いになっている既出のお店は、
会場二階の「小山」さんですか。もしかして、汐景の貰い手もこちらなのでは。

グループ展の成功を心より願っております。

西家庵さん、かなり呑まれそうですね。
私には、小鉢か湯呑ぐらいですが、見込みがたぷりとして、酒映りもよいです。
(呑めないのですが、映りは確認します)

「小山」さんでは、自作の酒器関係と湯呑を使っていただいております。
汐景の貰い手もこちらだったのですが・・・
他に見初めた方がいらっしゃり、連れていかれたようです。
(その本人から汐景を拉致したとの連絡がありました。)

グループ展は数の少ない展示になると思いますが、小さな一点に大きな力を注ぎます。

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